ミニロト 全 回k8 カジノ消防団 VR訓練導入へ 大阪府、コロナ禍の団員勧誘にも活用を仮想通貨カジノパチンコカウンティング ツール
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クラブ パール パチンコ 新型コロナウイルス禍で実地訓練が不足している消防団向けに、大阪府が消火活動などを疑似体験できるバーチャルリアリティー（VR）動画の制作に乗り出すことが分かった。団員の勧誘にも活用し、なり手不足に歯止めをかけたい考え。28日開会の9月府議会に関連費用420万円を盛り込んだ補正予算案を提出する。
VR動画では「操作」「救命」「規律」の3つの訓練メニューを用意。消火ホースの操法や放水・消火の仕方、心臓マッサージや自動体外式除細動器（AED）の使用法、さらに団体での行進のやり方などを学べる内容となっている。それぞれ約10分間の動画で、府のホームページや動画配信サイトで提供、各消防団が利用できるようにする。
またVR視聴用のヘッドセットも準備。消火の迅速さを競う消防大会などのイベントに合わせて一般客に臨場感あるVR映像を体験してもらい、活動への参加を呼びかける。
府によると大阪には44の消防団があり、コロナ前の2019年に行われた演習や訓練は約5000件だったが、感染が拡大した20年は約2900件とおよそ4割減った。団員が訓練不足となるばかりか、入団を勧誘する機会も少なくなり、団員数の減少傾向に拍車がかかっている。
府の担当者は「VRを活用した非接触の訓練で、消防力の強化や消防団の認知向上につなげたい」と話している。
担い手確保、全国的課題
消防団のなり手不足は全国的な課題で、総務省消防庁などが勧誘強化の取り組みを進めている。
同庁によると、団員数は1952年度の209万人をピークに右肩下がりで、コロナ禍以降はその傾向が顕著に。2019年度は83万1982人だったが、20年度81万8478人、21年度80万4877人と、年に1万人以上のペースで減少。22年度は80万人を下回ると予測されている。
背景にあるのは就業形態の変化だ。団員のうち企業などに勤める「被雇用者」の割合は1965年の26.5％から2020年には73.9％まで上昇。地元に根付いている商店主や農家などと比べ、サラリーマンは時間に融通がつけにくいうえ、職場が団のある地元から遠方にあるケースも多い。
活動の負担も入団を足踏みする要因となっている。同庁の調査では、災害出動は年平均1回程度あり、さらに10回ほどの訓練に参加しなければならない。
消防庁では女性や学生に対する勧誘・PRを強化し、サラリーマンの入団を増やすため企業側の理解促進を図っている。昨年4月には団員の災害出動時の報酬を1日当たり8000円に引き上げる待遇改善策を全国の自治体に通知した。（吉国在）
■消防団 消防組織法に基づき市町村に設置される消防機関で、全国に約2200団ある。団員は平時、仕事や学業をしながら火災発生時の消火活動や災害時の住民救助、避難誘導などにあたる。原則18歳以上でその地域に居住または勤務していれば入団できる。
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