ポイント ビット コイン 楽天k8 カジノ東京都の”もらえる補助金検索サイト” 利用低迷、周知に課題仮想通貨カジノパチンコかち どき スロット
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新潟 パチンコ 等価 補助金をもらい逃していないかチェック──。東京都が都民や企業に給付する補助金にはさまざまな種類があるが、制度に気づいていなければ得られるものも得られない。都民のそんな“損失”を防ごうと、得られる補助金をインターネットで簡単に検索できるシステムを都が開発・供用開始してから2カ月余り。周知不足のためか利用は伸び悩んでおり、担当者らは活用を呼びかけている。
「TOKYO補助金サーチ 見える化ボード」の画面1500種網羅
システムの名称は「TOKYO補助金サーチ 見える化ボード」。都によると、都道府県による補助金検索システムは全国初だ。
「補助金にはたくさんの種類があり、自分でどんな補助が使えるかを見える化した。利用者目線で使いやすいことをコンセプトに開発した」。小池百合子知事は7月22日の記者会見でこう説明し、供用を開始したばかりのシステムの出来栄えに胸を張った。
記者会見でスマートフォンを手に「補助金サーチ」を使ってみせた小池百合子知事＝都庁（都提供）
システムでは、都が個人や企業に用意している補助金約1500種類を網羅。利用者は「個人」や「事業主」など自分に当てはまる条件を入力し、「住宅関連」や「子育て」といった分野を選ぶことで、受けられる補助金を絞り込める。
検索結果では、補助金名、概要（目的や対象、負担の割合）、予算規模などの他、所管部署の問い合わせ先が表示される。キーワードによる検索もできる他、スマートフォンにも対応している。
製作費「0円」
「補助金は制度を作っただけで都民に届かないのでは意味がない」。都財政課の加藤浩課長は開発への思いをこう語る。
もともとホームページ上で補助金一覧表を公開していたが、約1500種もあり「探し出せない」「見づらい」といった不満の声が相次いでいた。システムは、専門知識のある職員らが自力で開発したため「製作費は0円に抑えることができた」という。
都の補助金は2022年度は計1515件、予算額は1兆8644億円（前年度比2081億円増）と巨額だ。しかし、必ずしも全てが都民に給付されているわけではなく「（予算の）執行率は高いものだと90％にものぼるが、周知がうまくいっていない場合などには、50％程度に落ち込むケースもある」と加藤課長。「もらえるものももらえないのは都民にとっての損失。執行率を少しでも高めるために努力しなければならない」と気を引き締める。
訪問数は月200件
7月の記者会見では小池知事も自らのスマホ端末を使って検索を実演し「せっかくの予算です。税金を有効活用するため、ぜひ使ってほしい」と呼びかけた。だが、供用開始以降、サイトへの訪問数は月200件程度。担当者は悔しさをにじませている。
加藤課長は「広報誌やホームページなどで周知を図っていく」と話し、「使い勝手をよくするために改良を重ねていく」と意気込んでいる。
「TOKYO補助金サーチ 見える化ボード」は都財務局のホームページから。（外崎晃彦）
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