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爆 サイ 千葉 スロット　横浜市は2023年から市20消防団の活動記録をデジタル化し、負担軽減を進める。現在は団員らが手書き記入し、手渡しによる提出作業をしている活動報告書の作成をスマートフォンのアプリで入力処理できるようにする。消防団によっては1カ月に50時間程度もかかるとされる報告書に関する作業を大幅に省力化する。（大島直之）

　市は20消防団、約8000人の団員を抱えており、年間活動回数は約4万1000件（21年実績）にのぼる。市によると、活動ごとに報告書の作成が必要となり、消防団の団員が記入した上で班長、分団長、団長、消防署と順番に渡して承認していた。消防団によっては記入や提出にかかる時間は1カ月で51時間に達したこともあった。

　アプリはソフトバンクと横浜市が連携して開発した。月1回の車両点検や、随時行う資機材の点検などの通常の活動報告やその承認に加え、訓練・行事の周知など消防団内の情報共有にも使える。21年10月から22年3月にかけて保土ケ谷、磯子など6消防団計約500人が参加して実証実験を実施し、その際に寄せられた入力方法や機能などに関する意見も参考にした。

　消防団員はそれぞれの仕事を持ちながら、災害時の消防・防災活動、訓練に取り組んでいる。全国的には高齢化や担い手不足も課題となっており、報告書作成の負担を減らすことで訓練、資機材点検などの活動に注力してもらう狙いもある。

　アプリの運用は実証実験に参加した6消防団が先行して23年2月、その他の14消防団は4月から始める。市消防局消防団課は「事務処理に費やしていた時間が大幅に削減できる。操作も簡単なので効果は大きい」と話している。

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